こんにちは~~
最近ネットフリックスで見たロシア革命についてのドラマ「ラスト・ツァーリ~ロマノフ家の終焉」が面白かったので簡単に紹介します!
歴史の再現ドラマなので知っている人もいるかもしれないんですけど、世界史赤点だった私にとっては初めて知ることばかりで面白かったです!
「世界史勉強したいけど難しい」と感じている人はドラマやアニメから入ると分かりやすいと思いますし、このドラマもロシア革命について勉強したり語学の向上のもすごく役立つと思うので是非みてみてください~~!
内容
ロシアを300年間統治してきたロマノフ一家最後の皇帝ニコライ2世とその一家の最後を専門家へのインタビューを交えながら再現したドラマです。
実際に起きた歴史の話なので、まあぶっちゃけ全部ウィキ読んだら書いてあるんですけどあんな長文読む気になれない人や英語を勉強しつつ歴史も勉強したい人にオススメです!
ストーリーはニコライ2世の戴冠から始まります。彼の妻との関係や5人目にしてようやく生まれた後次の息子の病、謎の僧侶への執心など人間関係や対立構造が分かりやすく描かれています。
ちなみにロシアの話ですけど製作はアメリカなんで皆さん英語で話しています。シンドラーのリストでみんな英語喋っている感じと同じです。
感想
ロシアの歴史まじでわからない人間
私はロシアの歴史に本当に疎くてエカチェリーナ=啓蒙専制君主とカティンの森くらいしか分からないです(「そこ?」って言われた)
なので日本史専攻だった私としては日清戦争、日露戦争と戦ったあとは三国干渉やら日英同盟やらで気が付いたらロシアで革命が起きてたらしいレベルの認識しかありませんでした。
だから日露戦争前後の流れ、300年間の間ロシアを統治し続けたロマノフ朝がどのようにして終わったのか知識ゼロの私には分かりやすくて面白かったです。
見終わったらウィキを見た
「ニコライ2世って大津事件の人だったのか~」ってなった。
日本史ガチで勉強したのは数年前に受けたセンター試験以来なので、高校生の時はただ暗記するだけで大津事件はロシア、生麦事件はイギリスって何も考えずとにかく暗記しただけだったので、このドラマみて初めて大津事件のロシア人はロマノフ朝最後の皇帝になった人なのかと知った。ということだけ。
アナスタシア
ニコライ夫妻には4人の娘と末っ子男の5人の子どもがいました。結局家族やお手伝いさん諸々一家全員殺されるんですけど。
だけど4番目の娘アナスタシア生存説というのがずっとあって、偽アナスタシアが結構でてきていたらしい。
中でもアンナ・アンダーソンはニコライの親戚筋も信じるほどだったんですが、結局彼女が亡くなった後にニコライ一家の遺骨が出てきてDNA検査した結果、彼女はアナスタシアではないと結論付けられました。
そしてこのドラマは、そのアンナ・アンダーソンを軸にして描かれています。
けっきょく一家と共に殺されていたアナスタシアですが、そういった生存伝説があったので彼女をモデルにした舞台や映画があるらしくて気になっているところです。
日比谷焼き打ち
知り合いが歴史にわりと精通してて色々語ってくれたんですが(何も覚えてないけど)ロシアでは日露戦争で農民が身を削って戦ったのに結局負けて何も得られず革命が起きちゃったけど、勝った側の日本が何も得られなかったのに日比谷焼き打ちくらいで収まってよかったよねって言ったら鼻で笑われました。
ちなみに
このドラマはロシアでもいろいろ話題になったみたいで、いろんな意見があります。
まあ300年の歴史の終焉をたった6話におさめるのは無理があるのかも。単純化しすぎているという意見もありましたが私のようにロシアに対する知識がプーチンとフィギュアスケートくらいしかない人にとってはロシアの歴史を知る第一歩としては良いのな~なんて個人的には思います!
以上
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