『ケーブル・ガールズ』(原題:Las chicas del cable)は、スペインでは初のNetflixオリジナルシリーズであり、第1シーズンは2017年に配信が始まりました。
ストーリーが面白いのはもちろんのこと、歴史・文化的背景も学べるシリーズなので、要チェックです!
あらすじ
アルバは、お金を盗み生計を立てていたが、遂に捕まってしまいます。
警察との裏取引で、より大金を手に入れれば見逃してもらえることに。
アルバは偽名を使い、スペインの大手電話通信会社に電話交換手として働き始めます。
しかし、そこには過去の恋人フランシスコの姿が。10年ぶりの再会に驚きつつお互いの変わった姿に動揺を隠せず…。
さらに電話交換手として同期と仲良くなりますが、それぞれが抱える問題があり…。
キャスト
リディア(アルバ)役:Blanca Suárez
金を盗む目的で偽名リディアを使って交換手として働く、陰のある女。
ブランカ・スアレスはとても美人で、個人的に1番好きな女優。
他にも『レスピーラ』に出演しており、Netflixで見かける機会が多いので、是非チェックしてみてください。
カルロス役:Martiño Rivas
社長の息子だけど父からダメ扱いされている。当初からリディアに気がある。
カルロス役のMartiño Rivasは子役から芸能界にいて、イギリスの学校に通っていたので英語ペラペラの国際派俳優かつモデルとしても活躍中。
ちなみに、日米ハーフのバレリーナと付き合って娘が生まれましたが別れてしまい、今はアフリカ系モデルと付き合っています。
フランシスコ役:Yon Gonzalez
社長の娘エリサの旦那。経営に携わり社長からカルロスより信頼されている。10年前にリディアと付き合っていた。
主演のブランカとは共演が多くて大の仲良し。
ヨン・ゴンザレス出演の作品はネトフリに他にもありますよ。
私生活では、
撮影中に、妻役であるアンヘラ・クレモンテ(Ángela Cremonte)と交際していましたが、撮影中に別れてしまいました。
その後は、新しいパートナーと出会い、2024年にパパになりました。
アンヘレス役:Maggie Civantos
旦那マリオのDVや浮気に悩む。
アンヘラは大人しい控えめの女性ですが、演じるマギーはとても格好いい女性。
《Vis a Vis》というドラマで主役を務めています。Huluで視聴可能です。
カルロタ役:Ana Fernández García
軍で働く厳格な父に反抗して交換手として働く。同じ会社のミゲルと交際中。
マルガ役:Nadia de Santiago
田舎から出てきた控えめな女性。同じ会社のパブロが気になるけど積極的になれない。
マルガを演じるマディアは30本以上の作品に出演・ゴヤ賞にノミネート経験もある演技派女優です。
サラ役:Ana Polvorosa
リディアたちの厳しい上司。
マリオ役:Sergio Mur
アンヘレスの旦那。浮気・モラハラ・DV
ミゲル役:Borja Luna
カルロタの彼氏。同じ会社でエンジニアとして働く。
Netflix『レスピーラ』に出演し、ブランカと再共演をしています。
パブロ役:Nico Romero
マルガと良い感じの男性。こちらも控えめなのでコトがうまく運ばない。
カロリーナ役:Iria del Río
社長秘書で最初からリディアに裏があると見抜く目ざとい女。
エリサ:Ángela Cremonte
フランシスコの嫁でカルロスの妹。体が弱いのとフランシスコの浮気を疑ってメンタル不安定。
見どころ
ストーリー展開がドキドキ
抑圧された女性が社会に抗う姿を基軸としながらも、恋愛要素も多く、ドキドキハラハラの展開です。
モラハラ・DVなど現代にも通じる社会問題を扱っているので共感しやすいのではないでしょうか。
ちなみに私のアメリカ人の友人に勧めてみたところ「韓国ドラマみたいで面白い!」とハマってくれました。
衣装が素敵
昔のヨーロッパの服装は、クラシックで可愛いデザインばかり。
パーティーシーンも多いので、ドレス姿の美人女優は際立って美しい。目の良い保養になります。
スペイン語の勉強に〇
舞台設定が1900年代前半のため、最近の若者言葉がない分、丁寧な言葉遣いで参考書でみた文法が使われている印象です。
くだけた言い方はあまりないので、最近の生きたスペイン語を学びたい人には少し物足りないかもしれませんが、「文法は一通り勉強したから応用を学びたい」という人にはピッタリだと思います。
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